あさドラ!(9)

あさドラ!(9)
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あの歌を歌う彼のため…アサ運命に抗う!?

1968年、東京。

21歳の大人の女性となったアサは、
民間航空会社「浅田アサ商会」を起ち上げ
パイロット 兼 経営者となっていた。

いつ襲い来るとも知れぬ“アレ”。
緊急出動の命令に備えて張りつめた日々を過ごしていた
ある日ーー

迷い込んだ渋谷の路地裏で
身も心も疲れ果てたアサが耳にしたのは
子どもの頃から探し求めた”あの歌”--!!

イッツビコーズアイラビュー……

歌に導かれるように、アサがめぐり逢ったのは
“あの歌”の作者である、アメリカ人青年・リバー。

やっと見つけた、アサを支えてくれた”あの歌”。
運命の出会いを果たした感動も束の間、
リバーはアサに衝撃の告白をする。

自分は「脱走兵」だとーー

時代の激流に呑み込まれる2人。
運命は共鳴しながら、悲しく美しいメロディーを奏でる…

「あんな素敵な歌を歌うあなたが
なんで戦争なんかに行かなかんの!?」

”べトナム戦争”、”脱走兵”、”アレ”…
激動の時代、必死に生きた人々の息づかい。
私たちは大事なものをまだ何も知らない。

浦沢直樹が現代に贈る最高傑作!!
今、読むべき漫画の最高峰がここにある!